「精進料理」を食された事がございますか?
皆成院の精進料理にはちょっと話題になったものがございます。
それもあわせまして、ご紹介してまいりましょう。
私たち人間は、食事を摂らなければ生きていけません。最も基本的な生活の一部であり重要な営みです。それはどんな生き物でも何ら変わりはありません。しかし私たちはその生き物の命をいただいて生きているのです。私たちは直接生き物の命を奪っていることを意識せずに食事をしていますが、野菜でも、肉でも、生き物の命を食べているということに変わりはないのです。
お米も、本当は子孫を作る可能性を秘めたまま食されます。一粒万倍とよくいいますが、成長すれば稲穂を付け、たくさんのお米が実るはずの一粒です。その命を奪わなくては、私たちは生きてはいけないのです。私たちは多くの命に支えられて生きているのですから、たくさんの可能性を秘めて一生懸命生きていた食べ物に、せめて感謝の心を忘れず、支えていただいた命を無駄にしないためにも私たち自身も活かし、全ての命のために努力をしなくてはならないのです。そのおかげで今、私たちは生きることができるのですから。
お部屋は、10名様までは個室をご用意いたします。
大広間では、60名までのお食事が可能です。
仏教の伝来とともに、中国、韓国をへて伝えられてきた精進料理は、一心に真心をこめて造られた料理=精進=修行です。
仏教には慈悲の思想にもとづき、生きとし行けるものは、みな同胞という観念があり、精進料理には、動物の無益な殺生を禁じるだけではなく、生き物としての感覚が草木にまで及んでいる仏教の世界観を示しています。
三徳山 皆成院の精進料理は、植物そのものの生命、味わいを最高に生かし、自然の恵みを最大限に取り入れ、あくまでも旬を大事にしています。
精進料理の前では、合掌し、御本尊・薬師如来様の仏飯(ぶっぱん)として、その素晴らしい生命をいただくという心で、有り難く頂戴し、残さずにお召し上がりいただきたいと思います。
メニューは下記の「お料理のご案内」をご覧下さい。
※ 一部のお料理で、「鰹節出汁」を使用しています。また、茶碗蒸しは卵を使用しています。ビーガン(vegan)の方や、アレルギーの方など、お料理に使用してほしくないものがあれば、おしらせ下さい。
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